【Excel】営業日後(または前)の日付を求める関数「WORKDAY」を解説します
指定した日から、XX営業日後が何日になるのかを求める「WORKDAY関数」を紹介します。
工数から完了日を割り出すのに使えます。
逆に、指定した日からXX営業日前が何日になるかを求めることもできます。
書式
WORKDAY(開始日, 日数, [祝日])
開始日 … 起算日を表す日付を指定します。
日数 … 営業日数を指定します。マイナスを入力するとXX営業日前となります。
祝日 … 省略可能。稼動日数の計算から除外する日付を指定する。
ここで指定しないと、祝日(祭日)が営業日としてカウントされてしまう。
日付を直接書いてもいいし、セル範囲を指定してもいい。
WORKDAYの使用例
D2には、
=WORKDAY(B2,C2,B6)
が入力されています。
開始日 : B2 : 2016/7/13
日数 : C2 : 5
祝日 : B6 : 2016/7/18
です。
7/13~7/20の間には、土日の他にも海の日(7/18)があるので、B6には海の日の日付を設定して除外します。
結果は、「2016/7/21」となりました。
確認
求めた「2016/7/21」という日付が正しいか、確認してみましょう。
0日後 7/13(開始日)
1日後 7/14
2日後 7/15
除外 7/16
除外 7/17
祭日の指定により除外 7/18
3日後 7/19
4日後 7/20
5日後 7/21
と、「2016/7/21」で間違いないですね!
補足
この関数について補足です。
この関数の結果はシリアル値で返されます。
シリアル値とは、日付や時刻を数値で表したもので、例えばシリアル値が「1」なら「1900/1/1」を表すことになります。
セルの表示形式が[標準]だと、シリアル値の数値そのまま表示されて何日かわかりづらくなってしまいます。なので、結果セルの表示形式は「日付」を設定しておきましょう。
※セルの表示形式は、対象セルを右クリックして「セルの書式設定」をクリックするか、キーボードの[Ctrl] + [1]を押して出てくるメニューから設定できます。
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