地方フリーランスの不安を解消する5つの行動。生き残るために必要なこと

キャリア

地方でフリーランスをするにあたって、不安なことがたくさんあると思います。

「稼げなくなったらどうしよう…」
「怪我したらどうしよう…」
「取引先の支払いが遅れたらキャッシュがなくなる…」

こういった不安をただ我慢するのではなく、解消に向けて何をしていけばいいのか、私の取っている行動をお伝えしたいと思います。

フリーランスを続ける以上、完全に不安を0にすることは難しいと思いますが、行動次第で限りなく少なくしていけると思います。

私は地方でフリーランスを始めて1年ちょいと経験はまだまだ浅いですが、だからこそ、これからフリーランスになろうとしている方や、なったばかりの方に寄り添えると思い、この記事を書いています。

重要だと思う順に5つ、解説していきます。
私が地方でフリーランスをやっているためこのようなタイトルになっていますが、都市部でも同じように言えると思います。

目次

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行動1:健康な身体の維持


一番大事なのはやはり健康な身体です。「健康な身体は資本」とよく言いますよね。

病気にかかると精神的にも落ち込みやすくなってしまいます。

フリーランスが体調を崩して仕事を休むと、会社員と違って代わりの人を立てることや、有給を使うといったことはできません。

チームで動いている方は、もしかしたらメンバーのサポートを受けれるかもしれませんが、大多数のフリーランスはそうもいかないですよね。

となると、普段から健康に気を使いながら生活することが大切です。
参考までに、私は以下のことに注意しながら生活しています。

  • 寝る時間、起きる時間は一定にして7時間は寝る
  • 整体に定期的に通って肩こり解消
  • 身体を動かす、目を動かす
  • 人と喋る
  • 休憩時間を決めて休む

そのお陰か、今のところ体調を崩して仕事ができないという事態にはなっていません。

最初は仕事をすることに精一杯で健康のことは後回しになりがちかもしれませんが、身体を壊して寝込んでしまったらその分が結局ロスになってしまいます。

会社員と違って時間が自由に使えるとは言っても、一定のリズムで生活することをオススメします。

行動2:人/会社との付き合い


人/会社との付き合いは大事にしましょう。
具体的な数字で言うと、3社以上の会社と継続的に付き合っていくことをオススメします。

これは収入を安定させる以外にも目的があって、それは精神的な安心感を得るためです。

「顧客との繋がりがあること」そのものが安心して働く上で重要です。
地方だと都市部に比べて仕事が少ない分なおさらです。

これは私が今実感していることなのですが、
新しい仕事を作るとき「本当にこれが売れるのか・本当に仕事にできるのか」すごく心配になります。

この不安を解消するには実際にやってみるしかないのですが、売ること/仕事を取ることに必死になってしまって、押し付けがましくなったり余裕がなくなるのです。

既存の顧客がいれば、ここで失敗してもまだやっていける安心感に繋がるため、付き合いは重要だと感じます。

新しいことにチャレンジできるのは、安定した基盤があるからこそです。

行動3:保険に入る(最低限)


ここからは、万が一何か起きた時のための行動です。まずは保険に入っておくことです。
ただ章題にもある通り「最低限」でいいと思います。

万が一を考えすぎてコストをかけすぎるのは、特にフリーランスだとオススメしません(収入が前後するため)

私は国民健康保険、生命保険、FREENANCE(フリーナンス)に入っています。
国民健康保険は必須として、生命保険とフリーナンスについてもう少し深堀りします。

生命保険

行動1でも書いた通り、私の場合はそれなりに気を付けて生活していて体調を崩すことが少ないため、生命保険は安めに掛けています。
具体的に言うと、年間10万です。

これでもまだ高いと感じてるので、後述するフリーナンスとの併用でもっと補償を減らして安くしていく予定です。

FREENANCE(フリーナンス)

こちらは私が最近入ったばかりの、フリーランス特化のお金と保険サービスです。
GMOクリエイターズネットワーク株式会社が運営しています。

制作した作品に意図しない設計上のミスがあった、情報漏えい、著作権侵害など、フリーランスで起るとめんどうな事故を補償してくれる『あんしん補償』という保険サービスがあります。

他にも、請求書を買い取って即日払いしてくれるサービスもあり、「取引先に請求書を出したけど、支払いがまだ先でお金が足りない!」といった事態にも対応できます(手数料は数%引かれます)

ここまでが無料登録で利用できるのがすごいところです。気になった方は見てみてください。
FREENANCE(フリーナンス)

ちなみに、あんしん補償プラスという有料サービスもあって、こちらはケガによる補償や所得に対する補償もあり、生命保険の代わりになるようなサービスになっています。
フリーナンスあんしん補償プラス

会社員と違ってフリーランスは特に保険の部分が弱いので、こういったサービスを検討してみることをオススメします。

行動4:クラウドソーシングで仕事探し


次はクラウドソーシング(お仕事マッチングサイト)で仕事探しです。

これが何故優先順低めなのかというと、「稼ぐための方法であって、不安を解消するための方法にしては優先度が低いから」です。
それより行動2の方が安心感を得るのに有効ですからね。

ただ、クラウドソーシングは使い方次第ではすごく便利なサービスになります。
例えば、いくら行動2で複数社との付き合いがあっても、急なスケジュール変更で仕事が延期したり無くなったりということは起きてしまいます。そんなとき、クラウドソーシングで食いつなぐということができます。

それに、作業内容や報酬があらかじめ書かれており、依頼数が多く、やろうと思ったらその時にすぐ動き出せるのがいいところですよね。
(報酬の良いものは倍率が高くて決まりづらいので、ここは別の戦略が必要です)

主要なクラウドソーシングサービスを紹介しておきます。
■クラウドワークス
日本最大級のクラウドソーシングサービスです。
仕事獲得はもちろん、どんな仕事が依頼があって、どんなスキルが求められているのか市場調査にも使えますよ。

■ランサーズ
メンタリングサービスのMENTAがグループ会社に入ったことで話題になりました。
案件数はクラウドワークスに劣るかもしれませんが、フリーランスに寄り添ったサービス内容が強みになっています。

■ココナラ
SNSのアイコン、VTuberキャラクターのイラストや3Dモデリングの依頼に強いサービスです。
前述の2つは仕事依頼に対して自身が応募しに行きますが、ココナラはこの逆で、自身を出品者として登録し、仕事がくるのを待つ方式です。

それぞれ得意な領域とサービス内容が微妙に違いますので、合うものを活用しましょう。

行動5:貯金する(最低限)


最後は貯金です。貯金は一見最良の手にも感じますが、貯めることを優先すると事業のための投資に回しづらくなるという理由で最後にしました。

やっぱりフリーランスとして事業をする以上「お金をかけてお金を稼ぐこと」を忘れてはいけないからです。
それでも貯金が多い方がより安心できると思います。

収入がなくても最低半年は生きれるくらいはあった方がいいと思います。
家族が多い方は、それに合わせて多く見積もりましょう。

半年の根拠は、新しい仕事の勉強期間が1〜2ヶ月、勉強を活かして仕事を得るのに1〜3ヶ月、収入が支払われるまでの猶予期間が1ヶ月、で見ています。

まとめ

フリーランスの不安を解消するには、

健康な身体の維持>人/会社との付き合い>保険に入る(最低限)>クラウドソーシングで仕事探し>貯金する(最低限)

を優先順に私は行動しています。
フリーランスとして生きる以上不安は消えませんが、だからこそ行動して成長していけると思います。

私もまだまだフリーランス経験は浅いですが、お互い頑張りましょう!

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