やりたいことがない人へ。仕事も趣味もとにかく試してみるのが近道
「好きなことを仕事にしよう」
「嫌なことより、やりたいことを突き詰めよう」
「やりたいことをまず見つけて、お金のことは後から考えればいい」
なんてことを言われて、
「好きなことって何?今の仕事をやめてまでやりたいことなんてない…わからない…自分はスタート地点にすら立てない…」
と落ち込んでしまう方に向けて、『やりたいことの見つけ方』を話していこうと思います。
私は現在地方でフリーランスエンジニアをやっており、ITを活用する仕事は天職だなぁと感じています。
…ですが、始めからこれが天職だと思ってやっていたわけではありません。
たくさん関係ないことをしてきましたし、この仕事はやっぱり向いてないんじゃないかと何度も考えてます。
そんな私が今に至るまで、どういう方法でやりたいことを見つけてきたのかお話します。
それを見て皆さんも是非、自分の人生について考えてみていただきたいと思います。
目次
【結論】とにかく試してみるしかない
まずは結論から。
結局のところ、やりたいことを見つけるには「とにかく試してみる」ことが一番の近道です。
なんだそんなことか…と思う前に、私の例を少し見てみてください。
やりたいことを見つけるまでにかかった時間
まず、私がITエンジニアが天職だと気付いたのは割と最近です。
時間にすると、パソコンに初めて触れてから18年後のことです。
引きましたか?
この間何があったかというと、ひたすら色んなことをやっていました。
紆余曲折を経てやっとわかった、という感じです。
念の為言っておくと、「皆さんもこれぐらいかかりますよ」と言いたいわけではありません。
天職といっても、ただ色々試して残ったのがこれだったというだけです。
色々やってきたので、自然と比較して「こっちよりかは、こっちかな」と良さそうな方に流れてきた結果です。
とにかく試してみることの重要性を伝えたところで、次章からは、どう試していくかを説明します。
…とその前に、試す上で大切な心構えを先にお伝えします。
【前提】まずは自分の気持ちに素直になること
何かを見たとき/聞いたとき/触れたとき、自分の気持ちに素直になってください。
これは大人だとできていない人が多いので、特に大事なことです。
例として、これから私が言うことに関して、あなたはどう感じますか?
「ゲームが好きだから、一生ゲームをしていたい。ゲームを仕事にできれば、最高の人生になる」
予知します。
あなたはこう感じたはずです。
- ゲームを仕事にするなんて無理に決まってる
- 夢見すぎ。現実を見ろ
- できたとしても才能のある一人握りしかいない
でも反面、そんなことができたらいいなぁいう気持ちも、奥底にあるはずです。
ですが大人達は、周りの声やそう簡単に上手くいかない現実を知っているので、素直になれないのです。
でも、やりたいことは、この心の奥底にある「憧れ」を認めない限り見つかりません。
なので、あなたの感じた素直な気持ちを大事にしてください。思ったことを人に言わなくていいです!
心の奥底にしまっておいていいのです。でも、そう感じた気持ちは忘れずに。
大人なので「本音と建前」は使い分けられますしね。
これが大前提の心構えです。
感情が動くものを追ってみる
さて、素直になる大前提を元にやることは、「あなたの感情が動くもの」を追うことです。
例として、
■どんなものを見ると感動しますか?
■どんな属性のある人を好きになりますか?
■上手いイラストを見たとき、自分も描けるようになりたいと思いませんか?
■誰かを手助けしたとき、自分が認められたような気持ちになりませんか?
■何かをしていて、その世界に入り込んだような没入感を感じませんか?
■作品が評価されたときより、作ってる最中の方が楽しさを感じませんか?
このあたりがヒントになります。
一つに絞らなくていいので、こういう感情が動く場所(物理的な場所だけでなく、瞬間、界隈など)を覚えておきましょう。
そしたら次のステップです。
その周りで活動する人達を観察する
あなたの感情が動いた場所の周りで活動する人達を観察して、やりたいことを少しだけ具体的にしていきましょう。
感情が動いた直接的なモノだけでなく、その周りにも目を向けます。
例として、上手な絵を描くイラストレーターさんがいたとします。
その方の周りでは、どんな人達がいますか?
同じように絵を描いているイラストレーターの仲間もいるでしょうし、表紙を書いてもらった小説家の方もいるでしょう。
出版社の人、絵を提供してもらったYouTuber、ペイントソフトを開発し提供する会社の広報の人、応援イラストを描いている人、ファン、などなど。
よーーく観察すると、色んな人達が関わっているはずです。
その中で、「自分もこんな風に、この人(またはこの界隈)に関わっていたい」と感じるものはありませんか?
これがヒントになります。
ここでも一つに絞る必要はなくて、世の中には色んな仕事や趣味、人がいるとわかってもらえばいいと思います。
改めて、色々試してみる
さて、改めて色々試してみてください。自分の感情の動く場所で、です。
その場所で、界隈の動きを眺めながらロールモデル(模範となる人)を探したり、先程の例なら真似してイラストを描いてみてもいいと思います。
イラストを描かくより文章の方が良ければ、文章に表してみるのもいいいと思います。
そんな感じで、色々試してみてください。
あくまで気持ちは素直に、です…!
そうしていると、素直に受け止めているからこそ純粋な「憧れ」が出てくるはずです。それがたぶん、あなたのやりたいことです。
おわりに
おわりに、私は天職がITエンジニアだと言いましたが、たぶん時代が変わったら普通に別なことをしていると思います笑
何が言いたいかと言うと、「やりたいこと」って特別な気がしますけど、そこまで大したものではないということです。
「なんか向いてそうだし、嫌じゃないし、面倒だけど楽しい瞬間もあるよ。ちょうどそういう時代だし」ぐらいのものなのです。
一つ選んだらそれをやりきらないと死ぬわけじゃないので、色々試して「なんか良さそう」という場所を探してみてください。何度も言いますが、何より自分の気持に素直になることが大事です。
読んでくれた方に、やりたい何かが見つかることを祈っております(-人-)
私と同じように、ITに興味を持ってもっと知りたいと思った方へ
こちらの記事にまとめていますので、よければこちらもご覧ください!