プログラミング教材の有料無料のメリット・デメリット

IT

これからプログラミングを勉強しようとしている方で、

・続くかわからないのに、いきなりお金を出すのはちょっと怖い
・検索すれば大体のことは情報があるので有料は不要
・有料を買ったけど役に立たなかった経験がある
・無料のものは信頼できない

という悩みを抱えている方に向けて、有料・無料それぞれのメリットデメリットを紹介します。
これを読むことで、それぞれの使い所を理解して、今の自分に合った選択ができるようになります

[補足]有料無料の定義
無料:お金かからない、Qiita、teratail、ブログ記事、Google等の検索エンジン、無料の体系化された記事など
有料:お金かかる、書籍、有料note、有料スクールの教材、udemy、Techpitなど

目次

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無料のメリット・デメリット

メリット

  • 無料なこと
  • 知りたいことをピンポイントに探せる
  • 広く浅い

まずは当然ながら無料なことですね。
無料ということは、お金をかけずに始められるので、心理的なハードルが低く、始めやすくなります。

知りたいことをピンポイントに探しやすいというのもあります。
エラー文でググってみると、同じエラーで悩んでいた方の記事がヒットするのは本当に助かりますよね。

有料教材は買わないと見れないため(アウトラインは見れるものもありますが)検索では出てきませんし、今起きてるエラーの原因を探すといった場面には適してません。

また、ネットの海にはほぼ無限に情報があるので、たくさんの情報の中から最初の選択肢を絞る時は便利ですね。
例えば何かIT系のスキルを身に付けたいと考えたときに、何がオススメかまずはGoogleで検索してみるとかですね。

デメリット

  • やめやすい
  • 記憶に残りづらい
  • 体系化されていない

始めやすいということは、やめやすいということです。
無料で始めたし、損するものはないと感じて、簡単に投げ出してしまいがちです。

また、記憶に残りづらいです
私は以前なんでも無料でやる派だったのですが、無料で学んだものは次やる時には大体忘れていたりします。
エラーに遭遇した時に、「あ、これ前も調べたやつだ」とネガティブ方向の進研ゼミ現象みたいなことが起こります。

体系化されていないのも無料教材のデメリットです。

特に初心者のうちは、Bを理解するためのAの知識がないといったことがよく起こるので、体系化されていて全部セットみたいなものの方がオススメです。
勿論キレイに体系化されているものもありますが、『コアな部分は有料コンテンツへ』といったパターンが多いと思います。

無料のものは結局のところ、長い目で見たときにコストがかかってしまうんですね
教材探すのも時間かかりますからね。

有料のメリット・デメリット

メリット

  • 体系化されている・作り込まれている
  • アフターフォローがついてくる
  • やめづらい(最後まで取り組みやすい)

無料のデメリットに反して、有料教材は体系化されていてわかりやすいものが多いです。
お金を出して買ってもらうということは、販売する側は売るために良いモノを作ろうとします
何度も加筆修正して、作りこまれています。

また有料なものはアフターフォローがついてくるものも多いです。
購入者特典として、クローズドチャットで相談し放題や他の教材を安く買えるクーポンがついていたりします。

そしてお金を払ったということで、買った側も本気になりやすいです。
お金を払ったのだから、値段以上に使ってやろうと考えるということです。

有料サービスについて、メリット・デメリットなどをコチラの記事でまとめているので、よければ見てみてください。


デメリット

  • お金がかかる
  • 勉強マニアになりやすい
  • 悪徳商法に当たることがある

デメリットはお金がかかることです。
お金をかけても、スキルをつけて稼ぐことができれば後から回収できるので、ほんとにお金だけにフォーカスしたデメリットです。

私もしばらくは無料のものしか使わない派だったので、お金がかかることがハードルになる気持ちはよくわかります。
(結局、後からあの時お金払っていたらなぁと後悔してます..)

また勉強マニアにならないように。
課題をクリアする感覚が気持ちよくて、勉強することが目的になっているパターンは注意です。
これは教材の出来が良いからこそだと思うのですが、、。
何かを学んだときは是非、手を動かして何かを作ってみたり、ブログで発信したりすることをオススメします

最後に悪徳商法には十分注意してください
まだ知識のない初心者を狙って、高額のものを売りつけてくる可能性があります。

見分け方ですが、繁華街のキャッチと一緒で、あっちから寄ってくるものは一度疑ってみた方がよいです。
販売ページで教材の中身について書いていないもの、値段が書いてないもの、「これを買ったらあなたはどれだけ幸せか」ばかり推してくるものは注意ですね。

総評

まとめると

有料が良いとき
1つの知識を深めたい時、体系化されたもので学びたい時、信頼性のあるもので学びたい時、時間を有効に使いたい時、しっかり取り組みたい時

無料が良いとき
エラーの解決、とりあえず試してみたい時、たくさんの選択肢の中から絞る時

となります。
無料のものでスタートを切って、もっと踏み込んだものや体系的なものが欲しくなった時に、有料のもので学ぶ
がいいと私は思います。

最初に上げたリストに回答

■続くかわからないのに、いきなりお金を出すのはちょっと怖い
→無料で始めて体験してみて、もっと詳しく知りたいと感じたら有料のものを購入すると良いと思います。

■検索すれば大体のことは情報があるので有料は不要
→ですね。取捨選択できるのであればそれでもいいと思います。

■有料を買ったけど役に立たなかった経験がある
→購入前に、講座の概要や目次をしっかり見て、自分のやりたいことが出来るようになる教材か確認しましょう。

■無料のものは信頼できない
→無料はすべて悪と思わず、作者が何をやっている人かで判断すると良いと思います。

以上、プログラミング教材の有料無料のメリット・デメリットを紹介しました!

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