もくもく会に参加してみてわかったメリット!「ほどよい緊張感」がオススメ

プログラミング

もくもく会の参加に迷っている方に向けて、もくもく会に参加するメリットを伝えていきます。
私も最近初めて参加してみたばかりなのですが、早速メリットを感じることができたので、まとめたいと思います。

こんな方に読んでいただきたいです。

■もくもく会の参加を迷っている
■一人で作業するのと何が違うのか知りたい
■参加してみたいけど、人見知りなのでちょっと恐い
■もくもく会はどんな雰囲気なのか知りたい

目次

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その前に、もくもく会って何?

もくもく会とは、集まって作業をただひたすら黙々と取り組む会のことです。そのままです!
私の知る限りではITエンジニアが主にやっているように感じます。

開催場所は、オフラインでレンタルスペースを借りてやることもありますし、オンラインでカメラを繋いでやることもあります。

どんなもくもく会があるか知りたい人は、IT勉強会支援プラットフォームのconnpassやTwitterで、「もくもく会」と検索してみましょう。

もくもく会のメリット 程よい緊張感

まずは一番のメリットから。それは『程よい緊張感』です。

詳しく説明する前に、一人や他の作業方法のデメリットを見てみます。

■一人でやるといつでも作業を止めることができてしまう
■仲良い友達で集まると、作業より会話を楽しんでしまう
■カフェなどの外に出るのは面倒、準備が大変

こんな感じです。

そして、これらデメリットを上手く補ったのが「もくもく会」です。

正直私も参加する前は、『ただ集まって作業するだけじゃないの・・』と思っていました。

ですがやってみて、感じたメリットが『程よい緊張感』でした。

これによって、不快じゃない軽度のストレスを自分にかけることができて、いい具合に作業に集中することができました。

この感覚を他で例えるなら、

■放課後の居残り勉強会や図書館での勉強
■上司が帰った後の残業
■さぎょイプ(作業しながらSkype通話すること)

あたりが近いと思います。

このほどよい緊張感はどこからくるのか、深堀りします。

ほどよい緊張感の正体その1 知らない人が混じる

もくもく会は、例えば「エンジニアの人」「デザイナーの人」「ポートフォリオを作っている人」「〇〇の本を読みたい人」など、何かしら会のテーマを決めてやることが多いです。

そうすると、知人友人ばかりでなく「同じ属性の知らない人」も参加してくれます。この「知らない人」が入ることが、程よい緊張感を生んでくれます。

ほどよい緊張感の正体その2 最低限の縛り

ほとんどのもくもく会では、最初に「今日やること」と最後に「今日の成果」を報告します。
最初と最後にこれを皆の前で発表するので、意識して取り組むようになります。

最初もくもく会を考えた方がどこまで狙っていたかは知りませんが、これはいい仕組みですよね。

ほどよい緊張感の正体その3 他の人の作業風景が見れる

オフラインの集まりはもちろんですが、リモートでもカメラを繋ぐことで人に見られる緊張感があります。

といっても皆さん作業に集中するので、カメラ通話画面を常に監視するなんてことはないと思いますが、「人から見られている」をどこか意識の隅で考えるので、ほどよい緊張感が生まれます。

一応補足しておくと、何かあればカメラとマイクはすぐにオフにできるのでご安心を。

もくもく会のメリット 時間の区切りで集中力UP

もくもく会は開始時間と終了時間が決まっていて、その間は自分なりの作業を進めることになります。
仕事や授業でもそうですが、やはりやるべき時間が定まっているとメリハリがついて集中することができます。

また、やることを宣言し、最後に成果を発表するということで、最後に「何も進めませんでした」とは言いづらいですからね。

とはいっても、例えばプログラムのバグを解消することを宣言して、最後まで解決できなかったとしても、その間試したことは「これをやっても効果がないことがわかった」成果になるので、あまり気にしなくていいと思います。
本を読むことを今日やることに掲げる人もいますし、目標は高くなくてオッケーです。

程良い緊張感はあっても、進まなかったことを咎められることはないです!

もくもく会のメリット 問題の解決に繋がる

プログラミングのもくもく会だと、テーマが言語に絞られることもあります。
RubyとかPythonのもくもく会ですね。この言語を扱う人が参加するため、中には技術に詳しい人もいます。

そんなとき、参加者に質問をしてみると解決に繋がることがあります。
ネットを調べるより、自分の言葉で現状を話したり相手の言葉を理解しようとすることで、成長にも繋がります。

ただし!
もくもく会は基本的には作業をすることが目的なので、あまりに質問に集中し過ぎて参加者の時間を奪うことのないようを気をつけたいところです。

質問したいけど声かけづらい・・と考えてしまう方は、もくもく会をやっている中で、雑談で雰囲気がゆるくなる瞬間があるので、そこを狙うと質問しやすいと思います。

もくもく会のメリット 人との薄い繋がりを作れる

もくもく会は作業することが目的なので、あまり人との交流は多くできないです。また、例えば企業の名前がついたもくもく会であっても、採用や勧誘を目的にするのは禁止していることが多く、良い意味で薄い繋がりしかできません。

それでも顔見知り程度の繋がりを作れる気軽さは魅力です。
次会ったときは声をかけやすくなりますし、自分を認知してもらうのは今後プラスに働くはずです。

連絡先交換したり、あまり深い付き合いはちょっとなぁ・・と感じてしまう方でも、気軽に参加できると思いますよ!(私がこれでした

もくもく会のメリット まとめ

もくもく会のメリットは、

  • 程よい緊張感。その正体は知らない人、最低限の縛り、見られていること
  • 時間の区切りで集中力UP。開始と終了を意識しやすい仕組み
  • 質問で問題解決。ただし時間の取りすぎには注意
  • 人との薄い繋がりを作れる。重くないので気軽に参加できる

でした!

参加してみて結構楽しかったので、また参加してみたいですし、自分自身も開催してみようと思いました。参加を迷っている方の背中を押すことができたら幸いです!

(追記)早速私も開催してみました!

以上、『もくもく会に参加してみてわかったメリット』を紹介しました!

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